オンラインカジノは、今や世界各国で大人気のオンラインサービスですが、ランドカジノ(実店舗)とは異なり、安全性は大丈夫なのか、イカサマや不正はないのかなど、不安に駆られる方も少なからずいます。
オンラインカジノをプレイヤーが安全に遊ぶことができるのは、オンラインカジノの運営ライセンス制度や第三者機関、プロバイダー開発企業などの仕組みが成り立つことで成立しています。
そこでこの記事では、オンラインカジノの運営ライセンスの制度や仕組みについて解説いたします。
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オンラインカジノの運営の仕組み
オンラインカジノの運営の仕組みから解説いたします。
オンラインカジノは、カジノ単体で運営を行っている訳ではなく、政府や第三者機関、ソフトウェア会社、決済会社など、様々な機関が協力することで、プレイヤーが安全に遊ぶことができる仕組みが出来上がっています。
以下で各機関や企業の役割を解説いたします。
プレイヤー(ユーザー)の役割
オンラインカジノにおけるプレイヤー(ユーザー)は、決済会社を通して入金を行い、オンラインカジノで遊びます。
遊んだプレイヤーが勝利金を獲得したら、決済会社を通して、オンラインカジノからプレイヤーの口座に出金を行います。
オンラインカジノ(オンカジ)の役割
オンラインカジノはカジノゲームを遊ぶ場所を提供しています。
オンラインカジノは、ソフトウェア会社のカジノゲームを導入し、プレイヤーが遊べる環境を提供して、プレイヤーが勝利金を獲得した際には、決済会社を通して、プレイヤーに勝利金を送金します。
ソフトウェア会社(ゲームプロバイダー)の役割
オンラインカジノが導入するカジノゲームを開発するのがソフトウェア会社(プロバイダー)です。
オンラインカジノで遊ぶことができる、ライブゲームやテーブルゲーム、スロットなどのカジノゲームを使用料を支払ってもらうことで、オンラインカジノにカジノゲームの貸し出しを行っています。
ソフトウェア会社とオンラインカジノは、別会社の為、オンラインカジノが利益を出していても、損失がでていても全く関係がありません。
決済会社の役割
オンラインカジノの入出金に関することを行っているのが決済会社です。
決済会社は、オンラインカジノとプレイヤーの架け橋となっており、プレイヤーがオンラインカジノに入金する際やオンラインカジノがプレイヤーに勝利金を送金する際に、決済会社が代行のような形で入出金を行います。
政府・第三者機関の役割
オンラインカジノは、政府発行のカジノライセンスを取得しなければオンラインカジノを運営することができません。
政府は、厳しい審査を行い、オンラインカジノに問題がなければライセンスを発行します
ライセンス発行後は、オンラインカジノがイカサマや不正を行っていないかを監査するために、第三者機関が定期的に調査しています。もし、イカサマや不正が行われていた場合、すぐにカジノライセンスを剥奪するので、オンラインカジノは運営を行うことができなくなります。
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オンラインカジノの運営ライセンス
オンラインカジノの運営ライセンスとは、政府公認の元、合法的に運営を許可された運営許可証のことです。
運営ライセンスを取得していないオンラインカジノは、例え海外でも違法なオンラインカジノです。
運営ライセンスは資金面や企業の経済力、運営方針など厳しい審査をクリアしなければ取得することができません。
オンラインカジノが苦労して取得した運営ライセンスは、一度取得すれば安心できるわけではなく、定期的に第三者機関が監査を行い、運営ライセンスを取得しているので相応しいのかを調査しています。
その為、オンラインカジノ側は、常に監視されているので、プレイヤーは安全に遊ぶことがでる仕組みになっています。
一般的に有名なカジノライセンスを以下でご紹介いたします。
MGA ライセンス
世界で最も取得難易度が高いと言われているのが、マルタ共和国の「MGA ライセンス」です。
マネーロンダリングや犯罪に加担していないかを厳しくチェックされ、ギャンブル依存症対策を行うように指示するなど、オンラインカジノだけでなく、プレイヤーのことまで考えて審査を行います。
その為、信用度や匿名性が高い仮想通貨の使用を禁止するなど、プレイヤーの安全性を一番に考えていると言えます。
キュラソーライセンス
現在、最も利用されているライセンスがオランダ領キュラソー島の「Curacao eGaming」です。
キュラソーのライセンスも厳しい審査を通過しなければ取得することはできないのですが、規制が低い傾向があります。
上記でも述べた仮想通貨の利用や信用度や有名ではないソフトウェア会社の導入も許可しています。
逆に言えば、プレイヤーの利便性を考え、最新の技術や求めていることを提供できるライセンスということで、近年はキュラソーライセンスを取得するオンラインカジノが増えています。
ジブラルタルライセンス
ライセンスの使用料が非常に高く、オンラインカジノの運営歴が長くないと取得できないのが、イギリス海外領土のイベリア半島の「HM Government Gibraltar」です。
マルタ共和国の「MGA ライセンス」に引けを取らないぐらい取得難易度が高いです。
ジブラルタルライセンスを取得しているということは、経済面や資金力、実績があり長期間、安全に運営を行っている証拠です。
取得しているオンラインカジノは、老舗の信用できるオンラインカジノと言えます。
カナワケライセンス
マネーロンダリングや怪しい組織などの犯罪に関して特に厳しい審査を行っているのでがカナダの「カナワケライセンス」です。
カナワケライセンスを取得しているオンラインカジノの多くは、他のカジノライセンスを取得していることが多いです。
理由は、割と取得難易度が低く、殆どのオンラインカジノが取得できるため、プレイヤーの信用を得るためにも、他の厳しいライセンスを取得するケースが理由です。
イギリスギャンブリングコミッション
ライセンスの中でも最も歴史が長いライセンスが、イギリスの「ギャンブリングコミッション」です。
特に、カジノゲームが公平に行われているのかを厳しくチェックし、資金面やマネーロンダリングなどの犯罪に加担していないかを調査します。
その為、ライセンスを取得しているオンラインカジノは非常に少なく、取得しているオンラインカジノは非常に信頼度が高いと言えます。
オンラインカジノの運営ライセンスや仕組みのまとめ
オンラインカジノの運営ライセンスについて解説し、オンラインカジノに関わる政府や国、企業の仕組みを解説しました。
オンラインカジノは、ランドカジノ(実店舗)と違い安全性が低いのではと考えてしまいますが、逆にランドカジノよりも厳しい審査を通過しなければならなく、定期的に監査も入ります。
運営を行う面でだけで言えば、オンラインカジノはランドカジノよりも運営を行い続けるのが非常に厳しいことが分かります。
この記事では、プレイヤーが安全に遊ぶことができるように、オンラインカジノの運営ライセンスや第三者の政府や企業、機関が関わっているから、安全性が保たれていることが理解できたと思います。